PMPとは
PMPとは、PMI本部が認定しているプロジェクトマネジメントに関する国際資格です。
PMP試験は、PMIが策定した知識体系である「PMBOK(R)」(Project Management Body of Knowledge)に基づいて実施され、受験者のプロジェクトマネジメントに関する経験、教育、知識を測り、プロフェッショナルとしての確認を目的として実施されます。
専門知識を有していることを証明するために、PMI本部が資格認定を行うものであり、法的な資格、免許ではありません。
PMP資格は、プロジェクトマネジメントに関する資格のデファクト・スタンダードとして広く認知されており、プロジェクトマネジメント・スキルの評価基準として、IT・建設をはじめとする多くの業界から注目されています。
下のグラフは、PMI日本支部「PMP試験に関する基本データ」を元に作成しました。2010年度のデータは、5月末までの情報ですので、ご注意ください。
世界が順調に増加しているのに対し、日本は2009年あたりから微増という状況ですね。取得したい人の取得が一巡したのでしょうかねぇ。
ここ数年、官公庁を中心に、入札要件として社内にPMP資格取得者がいることを盛り込むケースが増えていますので、微増する傾向が続くと思います。
例えば、一般に公開されている入札要件の例をあげておきます。
平成22年度新丸山ダム電子情報システム運用業務入札説明書 : 国土交通省中部地方整備局
【上記P4より引用】
以下に示す資格を1つ以上に該当し、情報処理に関する統括管理を3年以上継続して行っ
ていること。
イ)PMP(Project Management Professional)
ロ)ITコーディネーター
公開日:
最終更新日:2010/07/27